お早う御座います!
集客大将塾の布施です。
昨日から東京都の飲食店向けの感染拡大
協力金の受付が開始されました。
1店舗だと50万円で2店舗以上で100万円
まで支給されます。
多分この動きは他の都道府県でも同じように
なる動きがあるので、常に自分のいる自治体
支援金をチェックしていた方がいいですね。
ちなみに東京都の協力金の申し込みは
下記のホームページからできます↓
https://www.tokyo-kyugyo.com/
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さて現在多くの飲食店で持ち帰りや
宅配を始めていると思います。
そこで1つ問題になってくるのが
【価格をいくらにするか?】だと
思われます。
このメルマガを読まれてるほとんどの
人は利益が大事!ってことで、適正価格
で商品を売っていることでしょう。
しかし、今回のテイクアウトに関して
言えば、なんでもかんでも適正価格で
売ればいいとは言い切れません。
というのも、店内で食べるのであれば
盛り付け・素材の質・調理法などなど
で差別化をして売ることが出来ます。
しかし、これがテイクアウトになると
差別化をしにくいというより、お客さん
に伝わりにくくなります。
そうすると競合店は飲食店やお弁当屋
だけでなく、コンビニやスーパーなど
も競合店になってきます。
そうした時に1500円や3000円のお弁当
が売れる可能性は低いです。
もちろん、買ってくれる人がゼロとは
言いません。
しかし、お弁当の【相場】を考えると
500円~1000円ぐらいまでが相場だと
思われます。
で、ここからが大事なのですが、普段
お店の商品の価格を決める時には原価で
大体決めますよね?
例えば300円の原価が掛かるなら、
1000円で売れば【粗利は700円】
ですよね。
まあ当たり前っていえば当たり前
なんですが、この時にお弁当であれば
【提供スピード】もコストに入れて
考えて欲しいのです。
例えばステーキ弁当があるとします。
オーダーが入って肉を焼き出来上がる
まで15分掛かるとします。
この時の原価は300円として、売価は
1000円なら粗利は700円で、原価率は
30%です。
つまり15分で700円の利益を出せる商品
だと思ってください。
かたやカレー弁当があったとします。
カレー弁当の提供は温めてあるので
盛るだけの商品で、提供まで1分だと
します。
カレー弁当の原価は200円として売価は
600円なら粗利は400円で、原価率は
33%です。
この時に1時間当たりの提供を考えた時に
どちらの方が利益を出すでしょうか?
ステーキは1度に最大4人前まで出来ると
します。
すると1つ15分で焼けるとして1時間で
16人前出来ます。
700円×16人前で11200円の粗利です。
カレー弁当は1分出来るので1時間で
60人前作れます。
そうすると400円×60人前で粗利は
24000円になります。
もちろんカレーの仕込みなどもあるので
掛かってる時間は違いますが、売れる
時間帯で考えるとピークタイムにどれだけ
売るのかがポイントです。
なので原価や粗利を1時間で作れる量も
考えてみて下さい。
当然ですが別にカレーでなくてもいいです。
吉野家などを考えても牛丼なども
提供スピードは速いです。
テクアウトや配達は提供スピードが
かなり大事なポイントになります。
ぜひその辺りも考慮したテイクアウト
メニューと価格設定を考えてみて下さい。
あなたなら必ず乗り切れます!
応援しています!
お互いに頑張っていきましょう!
「集客大将塾」塾長 布施